一部の避難者が安全な場所に到着する中、ロシアがマリウポリの製鉄所を襲撃

更新日: 2022 年 5 月 3 日 / 午後 7 時 44 分 / CBS/AP

ウクライナの守備隊によると、爆破された工場から避難した多数の民間人が比較的安全な場所に到着し、絶え間ない恐怖と絶望に満ちた昼夜を語った矢先に、ロシア軍は火曜日、マリウポリの最後の抵抗勢力が存在する製鉄所への襲撃を開始したとウクライナ守備隊は語った。砲撃。

国連ウクライナ担当人道調整官オスナット・ルブラニ氏は、週末の避難活動のおかげで、女性、高齢者、そして最年少は生後6か月を含む17人の子供を含む101人がアゾフシュタル地下壕から脱出することができたと述べた。製鉄所と「2か月後に日の目を見る」。

ある避難者は、目が覚めないのではないかと心配して毎晩工場で寝ていたと語った。

54歳のエリナ・ツィブルチェンコさんは、ウクライナ統治下の都市ザポリージャに到着した際、「避難所の中で、跳ねたり揺れたりする濡れてじめじめした地下室に座っているとき、それがどれほど恐ろしいか想像もできない」と語った。マリウポリの北西140マイル、バスと救急車の車列で。

さらに、「私たちは避難所の上をミサイルが飛んでくるように神に祈っていました。もし避難所に命中したら私たちは全員終わってしまうからです」と付け加えた。

避難者の中には涙を流す人も何人かいたが、温かい食べ物、おむつ、外の世界とのつながりなど、数週間の地下生活で長らく与えられなかった快適さを提供してバスからテントに入った。 母親たちは小さな子供たちに食事を与えました。 避難者の中には、新しい下着など、寄付された衣類のラックを閲覧する人もいた。

残された人々にとってのニュースはさらに悲惨なものだった。 ウクライナ軍司令官らは、戦車に支援されたロシア軍が、4平方マイルにわたって迷路のようなトンネルとバンカーが広がる広大な工場を襲撃し始めたと述べた。

中に何人のウクライナ人戦闘員が立てこもっていたかは不明だが、ロシア側はここ数週間でその数を約2,000人と発表し、500人が負傷したと報告されている。 ウクライナのイリーナ・ヴェレシチュク副首相によると、数百人の民間人もそこに残っていたという。

ウクライナのアゾフ連隊副司令官スヴャトスラフ・パラマル氏は、「われわれは攻撃を撃退するために可能な限りのあらゆる措置を講じるが、工場内に残っている民間人を避難させ、安全に外へ連れ出すための緊急措置を求めている」と述べた。メッセージアプリ「テレグラム」。

同氏は、工場は一晩中艦砲射撃と空爆を受けたと付け加えた。 民間人女性２人が死亡、民間人１０人が負傷したと述べた。

国連のルブラニ氏はさらなる避難への期待を表明したが、何も解決されていないと述べた。

ドネツク地方知事のパブロ・キリレンコ氏は、その他の戦場の展開として、ロシア軍が東部アヴディウカ市の化学工場を砲撃し、少なくとも10人が死亡したと述べた。

「ロシア人はどこを目指すべきかを正確に知っていた。労働者たちは勤務を終えたばかりで、バス停で家に帰るためのバスを待っていた」とキリレンコ氏は電報の投稿で書いた。 「私たちの土地でロシア人によるまたしても皮肉な犯罪が起きた。」

ウクライナ西部、ポーランド国境近くのリヴィウでも爆発音が聞こえた。 市長によると、空爆により３つの変電所が損傷し、市内の一部で電気が止まり、水道が寸断され、２人が負傷した。 リヴィウはNATOが供給する兵器の玄関口であり、東部での戦闘から逃れてきた人々の避難所でもある。

当局によると、ロケット弾はポーランド、ハンガリー、ルーマニア、スロバキアと国境を接するウクライナ極西部のトランスカルパティア地方の山岳地帯にあるインフラ施設にも着弾した。 死傷者が出たという直ちに情報はなかった。

ロシア国防省報道官イーゴリ・コナシェンコフ少将は、過去1日でロシアの航空機と砲兵が部隊拠点、指揮所、砲兵陣地、燃料弾薬庫、レーダー装置など数百の目標を攻撃したと述べた。

ウクライナ当局は、ロシア軍が国内の少なくとも6か所の鉄道駅も攻撃したと発表した。